間を大切にしたい話

 

 

おれの名前は〇〇××28歳日本の製造業に勤めるサラリーマンだ先輩〜!今日も可愛い後輩が仕事の相談をしにくるところで今晩夜飲みに行きませんかやれやれまたおごってくれってことか

 

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いけない、取り乱した。

みなさん、最近間を大切にしてますか?

 

コロナになってからというものリモート打ち合わせが増え、マスクの着用は義務付けられ、家でYouTubeを見る機会が増えた。

 

リモートでは、自分が発言していない時にはマイクをミュートにするのがマナーだ。病院の近くに住む後輩と打ち合わせをすると、救急車が通った瞬間がわかったりして、それはそれで相手の事情を知れるいい機会になるのだが、やはり雑音は聞こえない方が会議としてはいいと思う。

 

マスクの着用によって、髭を剃らなくて良くなったり、ニンニク料理をあまり気にせず食べられるようになった。口臭いという指摘はもはやコロナ前から付き合いのあった人間でしか起こり得ないかもしれない。

 

YouTubeは日々動画が挙げられ、素人からプロまであらゆるジャンルで有象無象の内容が日々更新され、テレビを通してではたどり着けない本音を見ることがてきるようになった。

 

でも、でも、でも、、、やはり間が減っていて、言葉の交通事故が起こったりして苦しい。

多分、頷きがないことに全てが起因しているように思う。

 

リモートでもマスクでも、頷いている様子がわからないのだ。YouTubeの1人語りも一方的に喋っていることによりこちら側の頷きを前提にしていないことが多いように思う。

自らの頷きは相手に安心を与え、相手の頷きはこちらの話に自信を持たせてくれる。たしか言語学の授業でやったことがあるが、4割くらい効果的に理解できるとかだった気がする。

 

小学生も一部ではYouTubeでの授業を受講しているらしい。いまの教育を受ける世代が、自ら発信する機会に出会った時、自然と頷きをしてくれるよう、さっさとコロナが収まって欲しいなぁとつくづく思う。

 

ま、そんな話。